業務用パッケージエアコンを取り付け
製品はメーカー直送で届きました。
重量については家庭用が30Kg に対し 61Kg。
機種は東芝の省エネタイプ 3馬力 200V仕様。
機種選びでは…
ダイキンはインバーターの可変範囲が狭い、低温時暖房能力の比較で却下。ただし比較の中では一番風量は多い。
三菱 省エネタイプは重量が67Kgで低温時暖房能力の比較、風量の比較で却下。
東芝は省エネ基準APF が高く、風量はダイキンの次に多かった事、内機のデザインが良かった事で決定。
試運転の12時間前から通電を行い、予熱をしないと故障の原因になるので通電中。
巨大なコンデンサ(放熱器)
設定用ディップスイッチ
銘板 3馬力。 暖房10kw。 家庭用よりかなり風量があり、部屋の温度が上がるのが早い。
リモコン。いかにも業務用
圧縮機運転電流値や送風機回転数、冷媒温度、インバーター周波数等の確認も可能(サービスモード)
ワイヤレスでは見れないのでワイヤードリモコンを選択。
後からワイヤレスリモコン追加予定。
吹き出し口前必要寸法 なんとかクリア。
配管を曲げるのが家庭用だと簡単に曲がりましたが、太くなっているため大変でした。
スプリングベンダーは使いましたが、次回からは、空調用パイプベンダーを買う必要がありそうです。
手前が今まで使っていた家庭用(三菱重工)、ガスは回収済みなので再利用可能。 大きさが違いすぎます。
冷媒配管は家庭用であればホームセンターで5メール切りなどで売っていますが
3分5分クラスの太いものは売っていませんでした。
仕方がなく業者向けの20M巻きを購入、必要な長さで切断してフレア加工して利用。
下記の写真は残り。
組立図。
パッケージエアコン、、およそ一週間超 稼働させた感想は、、
やはり家庭用より能力があるため、設定温度まで到達するのが早いです。
安定時の運転電流は 3A ほどでした。最高温度設定でテストしてみると 19A ほど流れていました。(仕様書では最大 20A。電力ケーブルは40Aまで対応、ブレーカーは
30A)
デメリット
風量が多くなったためか以前の室内機より風の音が大きくなった。冷媒流動音も大きくなってます。
室外機は安定時は静かでした。
費用について
業務用 配管3分5分 | 家庭用の最高クラス(比較) 配管 2分4分 |
エアコン 東芝 パッケージエアコン3馬力 152,600 冷媒配管 20M 14,500 電線 EM – VVF 2.6 20M 11,631 電線 VVF 1.6x3C 7M 3,552 ————————————————- 182,283 |
三菱ムーブアイ 2011年モデルMSZ-ZW711S
本体価格(11/28時点) |
余計な機能がいらない方はお勧めします。
初めまして。
gaziraと申します。
初めはナビのSSD化からこちらにたどり着きました。
もっと早くこちらを拝見してれば良かったとちょっと後悔です(笑)
今度は業務用も検討する事にします☆
関係の無い話で申し訳ないのですが、主さんはどんなご職業なのですか?
HPを拝見する限り、車にバイクにPCに、屋内・屋外の配管等、かなり色々DIYで出来る様で興味があります。
差支えなければ是非お教え頂きたいです。
こんにちは。
コメントありがとうございます。
業務用パッケージエアコンですが、風量も多く能力が高いのもポイントですが、家庭用に比べ機能がシンプルで
価格も抑えられている点が良い所でしょうか。
部屋の大きさによっては業務用はインバーターの最小運転能力が家庭用に比べ大きくなってしまう為
設定温度に到達した際、圧縮機が断続的にON、OFF運転になる場合があり
家庭用の方が良い場合もあるかと思います。
家庭用の最小運転能力はかなり低めになっている為低速で
圧縮機を回し続け微細なコントロールが可能になっています。
所有している東芝のスーパーパワーエコの3馬力(8kw)の場合、
設定温度に到達し、出力を最低限に落としても
冷房時1.9kw 暖房時1.3kw までしか落とせません。
当方の環境ではなんとか断続運転にはならず、最小運転を維持しています。
最近は家庭用も 9kwクラスが登場しており、
最小能力は 一部の例ですと 0.9kwまで落とせます。
また、三菱の家庭用の9kwクラスの最大暖房能力は10.6kwと
東芝のスーパーパワーエコ3馬力と同等の能力を持っているようです。
低温時暖房能力では現時点で家庭用の9kwクラスの方が優れているようですが
室内機の風量でくらべた場合
家庭用の9kwの室内機の風量が 930 m3/h
業務用の8kwで1110 m3/h となり業務用の方が優れています。
高天井モード(裏設定)で風量を上げると置いている紙が流される事もあるくらいです。
室外機も大きく風量も大きいため、設置場所によっては
ショートサーキットの発生や顰蹙を買う可能性がある為、
防風版や風向ルーバーの設置も必要かもしれません。
配管についてもサイズが3分5分となりモールカバーも物々しくなります。
今回例に挙げた家庭用では価格も40万円を超えますので
環境や価格でどちらが良いか難しいところですね。