自宅のベランダの防水塗装が、10年ほど経過した為、ひび割れ等が発生する前に再塗装を行いました。
ベランダも10年経過すれば汚れてきます。劣化ひび割れで雨漏りでもすればもっと手間が掛かるので問題ないうちに再塗装を行います。
砂汚れなどがある為、洗剤と水で念入りに洗浄します。高圧洗浄機を使用すると良いかと思います。
洗浄後、乾燥させてからサンドペーパーか、ランダムアクションサンダー(電動)で既存の防水塗装に傷を付け、塗装が乗りやすくします。
今回の場合、既存の防水塗装がFRP防水で行われており、塗装表面には、ワックス成分がある為、アセトンを使用して脱脂する必要があります。既存の塗装面を隅々まで、アセトンで拭き取っていきます。
脱脂が終わったら必要に応じてマスカーで養生を行います。
こちらが、今回使用する中塗り塗料です。アトムペイントの水性防水塗料です。使用する塗料の種類は2つあり、中塗りと上塗りが必要で遮熱性能も持っているタイプです。
まずは中塗りを3回(1工程毎に乾燥が必要)行います。細かい部分を先に刷毛で塗っていき、広い面はローラーで行います。
伸縮継ぎ柄を使うと腰を痛める事無く塗装が出来ます。
中塗り3回で一日終了でございます。
別日に上塗りを行うのですが、上塗り塗料には滑り止めの防滑材を混ぜ合わせます。
こちらが防滑材です。細かい砂のような物です。塗料缶に投入して混ぜておきます。
上塗りは2回塗装を行います。(メーカー推奨回数)2回目は厚く塗装を行ったほうが丈夫に仕上がります。
塗装完了です。新築時のベランダのようになりました。
防滑材入りの防水塗装表面。
こちらは、別の階の少し広めのベランダの塗装後です。
今回行った塗装方法はメーカーの使用方法に基づいていますが、既存の塗装の種類や状態により工程が異なりますので実施する場合は塗料メーカーの資料をご覧ください。
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こんにちは。
仕上げバッチリ! いい仕事してますね~。
この後には外壁塗装もやりそうだなぁ~。
dohi-netさんは「業者要らず」ですげぇ~。
こんばんは。
ベランダの塗装は下地処理もあり、天気の良い日で2日くらいかかり、結構大変でした。
外壁塗装は足場の組み立ても必要になりそうです。資格(足場の組立て等作業主任者)は保有していますが、足場のリース等も考えると、誰かに依頼した方が良さそうです。ゴンドラ(ゴンドラ取扱業務特別教育保有)のスカイチェアで塗装とかもやってみたいですが^^;