防犯カメラの追加と交換

数年使っている防犯カメラが一台勝手に再起動が掛り、カメラ異常の警報が鳴るようになったので4K対応の新しい物と交換する事にしました。

また、自宅裏など面倒で手付かずの場所も配管作業を行い、カメラを追加する事にしました。

ベースのシステムはHIKVISION製で構築しているのでメーカーは変更しません。



交換用に用意したのはドームカメラで防水、バンダルプルーフ、8MP仕様のHIKVISION正規品を個人輸入しました。(日本の代理店より購入すると数万円は高くマージンを吸い取られます。)

また、公式ファームウェアアップデートも可能です。



本体は金属製のケースでした。



さっそく、古いカメラを取り外します。



本体のビスのピッチが変わってしまうので、加工を行いました。



本体の固定をします。



取付、角度調整を行います。



外側カバーの取り付け。



他の不具合の無い箇所も同機種に交換しました。



次は家の裏側用にバレット型を用意しました。AcuSenseシリーズでディープラーニング技術に対応した物です。



家の裏側は配管がありませんので配管するルートや壁貫通の位置などを確認します。



室内側からも配線ルート、貫通位置を調べます。



下記の場所に貫通するのが良さそうです。



窓枠などから位置を調べ、屋外から穴をあけます。



外の光が見えました。問題無しです。



ボックスの加工をします。



水平器を使用して取り付け。



コーキング作業。



右へ伸びているPF管は将来追加用の室外機スペース前まで配管します。



将来追加用の配管。今回は配管のみ。



ケーブルの入線作業。将来追加用の配管にも通します。



入線が終わったらLAN用コネクタの取付を行います。



専用工具で圧着。



LANコネクタの完成です。



ケーブルの両端に専用のテスターを繋ぎケーブルを診断します。問題無しです。



バレットカメラを取り付けます。この後配線穴はコーキングを充填します。



このような感じで両方向に向くように取付しました。



天井裏のPoEハブがカメラの増設に伴い不足していますのでこちらのハードウェアも追加が必要になってきます。



カメラへはLANケーブル一本で電源も送電するシステムの為専用のハブを追加します。普通のLAN用ハブでは使えません。



追加しました。こちらも短いケーブルを製作して横のハブへ接続。



無事全てのカメラが認識しました。55インチ有機EL ビエラで映しても問題ない画質です。(写真は画像処理を行っています。)



AcuSenseのディープラーニング対応カメラの設定中に人物として認識したのでしょう。自分自身が顔データとして残されていました。カーソルの付与は勝手にされており、この他に顔のクローズアップのデータも登録されていました。



HIKVISIONのカメラは個人的には高評価です。上記のようにDIYで簡単に取付できますので、費用を抑えたい場合はご自分で施工されると良いでしょう。

HIKVISIONを初めて使用する方はHIKVISION製のレコーダーをお勧めします。

「防犯カメラの追加と交換」への3件のフィードバック

  1. こんにちは。

    いつも乍ら、完璧な作業で素晴らしいです。
     「dohi-net城に死角無し」で 安心安全防御万全ですね。 
    我が家はダミーカメラで精一杯、脱帽です。

    1. こんにちは。
      このような業務用のシステムは半分は勉強のつもりで取付しています。気がつけば台数が増えてしまいましたが。

      自宅の駐車場に取付予定がありましたら、HIKVISIONはお勧めです。

  2. おはようございます。
    駐車場の防犯用カメラよりも、もうじき来る「痴呆による徘徊防止」の為の室内監視カメラの設置の方が重要課題ですね。
     それと居場所が判る発信器も必要かも。
    総合的、俯瞰的に捉え予算計上しなくちゃ!

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