防犯カメラを安く個人輸入する
自宅の防犯カメラ(家庭用ネットワークカメラ)が壊れたので
業務用のネットワーク防犯カメラに更新しました。
カメラの仕様
解像度 300万画素 2048×1536 デュアルストリーム
PoE対応(LANケーブル一本のみでカメラの電源も供給される)
IP66 防水対応
バンダルプルーフ(耐衝撃 金属製ケース)
自動暗視機能 30メートル
等・・・高機能で日本製では 5万以上する性能です。
安くする為に探し回りました。
防犯カメラ屋では 録画装置込で 25万円。高いので断念。
結局、中国から個人輸入しました。
配送はDHLに頼みました。
税関検査も問題なく済み 無事届きました。 1万円台で済みました。
HIKVISION DS-2CD2135F-IS 3メガピクセル
暗視対応
PoE対応
ROI
プライバシーマスク
OSD 日本語対応
OnVIF
IP66防水
日本語設定画面 等日本メーカーにある機能はほぼ対応しています。
HIKVISION。聞いたことのないメーカーですが結構導入実績はあるようです
上海万博 – 12,000台のカメラ、ユニバーサルスタジオ(フロリダ)、湯布院温泉旅館 等。
カメラの設定画面(WEB)。
日本語に対応しています。
あと必要になるのが録画装置。日本では 3~10万円
カメラ 26台対応 ハイビジョン録画レコーダー。スケジュール録画で常時録画設定にします。
家庭利用では支障のない性能です。 HDMI出力でモニターに接続します。
HDD容量は 4TBにしました。 (4TB 2台も収容可能)
これも個人輸入で2万6千円。
さらに必要な機器・・・PoEカメラに送電するには専用のPoEハブが必要です。
PoE対応の機器 4台まで送電できるハブです。 NETGEAR GS108PE
1000Mbps対応です。
このハブからWi-Fiコンバーターで3階へ飛ばします。
WIFI コンバーター。 PoEハブと繋ぎ、自宅内 Wi-Fi親機へ接続します。
電波状況によりますが 100Mbpsは確保できました。
必要な機器がそろったら取り付け作業です。
屋外配管をしないといけません・・。
配管は PF管を買ってきました。 50m巻きしか売っていませんでした。
PF管で配管をしていきます。
配管をしたら LANケーブルを通していきます。
LANケーブルは、コネクタがないので専用の工具でコネクタを取り付けます。
LANケーブルを圧着するのに必要な工具です。
圧着後、専用のテスターで ペア線が間違っていないか等を調べます。
配線後はカメラ取り付けボックスを加工します。
2015年9月27日
残りの2台のカメラが到着しました。(1台目とは別のセラーから購入)
この2台で問題が発生しました。
2台のうち、1台のファームウェアが中国語専用のものでした。(設定画面)
セラーに連絡し、ファームウェアを送ってもらい SSH 経由で書き換え。
(WEB画面のファーム書き換えメニューからは不可。)
これで3台とも日本語表記での運用が可能になりました。
レコーダーとテレビをHDMI接続しました。
3メガピクセルのカメラだと全画面表示でもキレイに表示されました。
最終構成
ドームカメラ
Hikvision DS-2CD2135F-IS — 3台 10,000 x 3
録画装置
AEVISION N6000-25EH 26,000
防犯カメラ設置予定の方、 Hikvision製のカメラで構築すると性能が良くて低価格なので
お勧めです。(購入が面倒なのが欠点です。)
また、設置後アクティベーションを行わないと利用できない点や
初期設定ではDHCPによるIPアドレスの取得が行われず設定画面にアクセスできない場合があり
Hikvision SADPツールで設定変更が必要になります。
家庭用よりは多少の知識が必要になりますがど素人の筆者でもなんとかなるレベルでした。