MUT-III 三菱診断システムを試す

三菱自動車のエクリプスクロス Phevの点検用として AUTELの診断機を購入(十万円以上の物)しましたが純正の診断システムには敵わないので手持ちの機器を可能な限り有効活用してシステムにアクセスできるか試してみました。

以前スバル車を所有していた頃、ECUのデータを吸い出し、自分でエンジンマップなどを編集していた時に使用していた Tactrix Open Port2.0のアダプターがあり、こちらをMUT-IIIで利用可能にする為のドライバーが販売されており価格は2万円程度、これを購入し、検証を行いました。


ドライバーを購入するとドライバーと紐付するための認証ドングルが送られてきます。発送元はロシアからでした。


上記のドングルがドライバーと紐付けされる為、他のPCでも認証が可能になります。


こちらがTactrix Open Port2.0アダプタとMUT-IIIの通信を可能にするソフトです。


MUT-III SE。セットアップは難しい事はありませんでした。


サービスデータ項目ではエアコンのコンプレッサーの稼働の様子などのデータが確認できました。駆動バッテリーの状態や特殊な機能へのアクセスも可能でした。


整備に使用する物らしき項目が多数あります。


定期点検を促す表示(サービスリマインダー)はこちらで OFF にしておきました。


アウトランダー Phevやエクリプスクロス Phevの駆動バッテリーの容量測定も可能です。こちらの検証結果は後日別の記事で投稿します。

AUTEL MK906BT診断機

Autel MK906BT 車両診断機を導入しました。

スマートフォン連携の診断機は持っていましたが、
三菱エクリプスクロス PHEVにはまだ対応出来ていない為、高額ですが、買い足す事になりました。



Autel MaxiCOM MK906BT。殆どのメーカー、車種をサポート。頻繁に更新されているようです。



何やら付属品が沢山ありますが、Bluetoothアダプタだけで三菱は対応できます。



車種選択画面です。



エクリプスクロスは2022年式まで選択出来ました。前車種の Vovlo V40 D4もサポートされているようです。



色々出来そうな感じです。車両バッテリーのモニターを観ると 350V (電圧)ほど掛かっており 流石 Phev、感電するレベルです。



診断機ネタも今後掲載出来るようにしていきたいと思います。

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