3階のエアコンを設置する

前回、16年前のエアコンを撤去した場所に新しいエアコンを取付します。

三菱の霧ヶ峰 Zシリーズ 2023年 18畳モデルですが、家電量販店では35万円ほどします。同じものが住宅設備用の品番の物で24万円で入手が出来ました。10年保証込みの価格です。



室内機は横幅はそんなに長くないですが、奥行きがかなり出っ張ります。そして重いです。



前回のエアコンは自宅を購入した時に電気屋に取り付けしてもらった物ですが、貫通スリーブが適正なサイズでは無いので今回適正な物に交換します。



こちらが適正なスリーブです。



屋外側はスリーブを良い長さにカットをしてコーキング処理をしておきます。



配管化粧カバーは新しくイナバのスリムダクト SD77を使用します。長さを測りカットしていきます。



化粧カバーはサイディング用のビスで固定をしてその後取り外しコーキングを充填しながら再度取り付けします。



室内機据え付け板の位置決めを行います。一度付属のビスで固定をして下地がボードだけの所はエアコン用アンカーを使用します。



据え付け板を一度取り外し、下地が無い所にエアコン用アンカーを施工します。



据え付け板が付きました。



電源線を接続して屋外配管穴へ通しておきます。



配管を通しやすいようにコーテープで巻いておきました。



重い室内機を壁に引っ掛けたら次は屋外で配管を接続します。



配管は2分3分 5mを購入。



ドレン管もカバー内に収めてゆき、コーナー部でホールソーで穴を開け取り出しておきます。ドレン末端は防虫キャップを取り付けました。



配管がある程度終わったので配管を仮押さえしておき、室外機の架台を組んでいきます。



架台の組み立て。



架台の位置決め。



重量40kg手前の室外機を一人で抱えて架台に載せます。ボルトで固定です。乗せる直前に配管カバーを全て完成させました。



配管は長さを合わせてパイプカッターで切断します。



バリを除去します。



フレア加工します。



アサダさんのナイログを使用して接続。



真空引き(真空乾燥) は15分行いました。



簡易気密試験 5分。 変動せず。



ガスが配管内に充填された後念のためリークチェック。



設置完了。後日室外機に風向ルーバー取り付け予定



化粧カバーの末端は末端カバーを使用しました。



高級機という事でリモコンには沢山のボタンがあります。ほぼ使う事はないでしょう。



試運転。5.6kwとハイパワーなので室外機はほぼ全開にならず低速運転で静かです。スマホからの遠隔操作や 霧ヶ峰の機能であるサーモグラフィ画像(熱画像)をスマホで確認したり出来ます。

風速をロングモードにすると風量がかなり強く、テーブルに置いてある紙が流れていくぐらいでした。ルーバーは左右独立で個別に制御可能で人が居る場所に勝手に向ける機能などもあるようです。



霧ヶ峰リモートの画面です。右側窓のカーテンが太陽の熱で温かくなっているのが判ります。



この部屋は普段人が居らずサーバーの冷却が主で部屋が高温になった時に自動的に霧ヶ峰が検知をして電源が入り、冷房を始める 温度みまもり機能 を活用していく予定です。 夏場はサーバー熱もあり40度付近になります。

これからの時期はエアコン工事の繁忙期になります。量販店での購入、設置は良い職人に当たれば良いですが、一日に何台も任される為に手抜き工事の話も聞きます。

可能ならば、忙しくない時に購入された方が良いでしょう。

自分で取り付けされる方は何時でも良いかと思いますが、暑い時は取付も大変です。

16年前のエアコン撤去

16年前の富士通ゼネラル製のエアコンを撤去しました。



富士通ゼネラルの5kw の機種です。暑くなる前に交換する段取りです。



三階部分のひさし屋根についている室外機。
落ちたら死にますので注意しながらガス回収して取り外します。



室外機はまだ稼働するのでポンプダウン(ガス回収)は成功し、配管を取外します。



重い室外機をなんとか撤去。次はメンテナンス性を考えベランダに室外機を設置するのでこちらの架台と配管カバーは完全に撤去します。ビス穴はすべてコーキング処理します。



危険な場所はあと配管カバーを取れば完了です。



ここからはベランダ作業。落ちることはなく安心です。



室内機手前まで撤去が終わりました。



室内機も無事撤去。配管穴は次取付するまでカバーをしておきます。



屋外も配管穴をカバーしてパテをしておきます。



室外機などは商社へ持っていきリサイクルへ。7千円くらいで売れました。次の配管代へ回します。

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