V40 D4 定期点検費用

V40 D4 SE 定期点検(1年点検)の費用は…

VOLVO SERVICE PASSPORT 40 Pro 、いわゆる部品等の先払いサービスは未加入の状態で

ディーラーで受けてきました。

ワイパー等の消耗品は極力社外品に替えてある状態です。

 

依頼内容

1年点検

オイル、エレメント交換

ブレーキフルード交換

フロントワイパー お断り (ガラコワイパーに交換済み)

リアワイパー持ち帰り部品注文 (交換依頼すると費用が千円以上)

エアコンフィルター お断り(純正= 1万円 社外=6千円の為、工具無しで交換可能、確認済み)

ボルボサービスプロミス 車両各コンピューター内のソフトウェア更新 無料

(サービスプロミス、、これが無かったら恐らくディーラーで一年点検は受けていません。)

 

費用

一年点検整備一式  ¥0

オイル 0W-20 5.2L ¥ 14,040

FILTER INSERT  ¥2,170

ガスケット  ¥205

ブレーキフルード交換工賃  ¥0

ボルボ純正 DOT4  ¥2,700

ワイパーブレード リヤ  ¥3,013

部品代値引き  ¥-602

ソフトウェア最新アップデート  ¥9,000相当 無料  ¥0

総額  ¥21,526

volvo_1yearcheck

値段はそれほど高くありませんでした。

 

ボルボサービスプロミスでは2016年式でも結構バージョンアップされていました。

無償更新です。

今回更新してもらったユニット

CCM – クライメート・コントロール・モジュール(エアコン制御)

CEM – セントラル・エレクトロニック・モジュール(電装品のモニターコントロール)

DDM – ドライバー・ドア・モジュール(BLIS,ウインカー,バックミラーなどドライバー側ドアに関連する機能…)

DIM – ドライバー・インフォメーション・モジュール(速度、燃料レベル、モーター、温度等のドライバーインフォ…)

FSM – フォワード・センシング・モジュール(レーダー、前方カメラのモジュール…)

PAM – パーク・アシスト・モジュール(フロント、リアのセンサー、アラートの機能、自動駐車システム関係)

PDM – パッセンジャー・ドア・モジュール(助手席側のドアに関連したドアロック、ウインドウ、バックミラー機能等…)

PPM – パッセンジャー・プロテクション・モジュール(歩行者やサイクリストとの接触時の怪我を軽減させる車両前面センサー等…)

volvo_update

いろんな所にソフトウェア制御が入っていて驚きです。

通常はこういったユニットは問題がなければ更新されない筈ですが

点検のたびに最新にしてくれるのは良いですね。

 

今回入庫に関して PPE、TVキャンセラー等で問題になることはありませんでした。。

 

作業中は代車を借りたのですが車種は V40 の T4でした。

ハイオク仕様でアイドリング時、走行時はやはり静かでした。

アクセルを踏み込むと少し図太い低速音とタービン音、吸気音が入ってきて良い音でした。

よく行く六甲山付近の表六甲ドライブウェイを Sモードで上りましたが 1.6Lにして 180PS 、

トルクは薄いもののストレスフリーでした。

フロントが D4より軽い為か良く曲がります。

デュアルクラッチトランスミッション(DCT)は 少しギクシャク感がありました。

まったりドライブの帰りに高速道路を利用。DCTがオーバーヒートぎみなのか(六甲コースが影響?)

アクセルを踏み込んでもあまり加速しなくなりました。 (後に復帰…)

D4 の 8AT ではそんな事は起こらなかったんですが、、。

また、燃費は 9km/L でした。

 

引き取り時にショールームに展示されてた XC60 、車内が広くて内装も豪華。

値札を見ると、、買えませんが。

一千万越え(グレードによる) のXC90は更に凄いのか。。

V40 D4 PPE V2.0サブコンを取り付け

Volvo V40 D4 SE にサブコン PPE を取り付け(Plug-in Power Enhanced v2.0)

V40 D4 用の PPE紹介サイトは ここが初めてではないでしょうか。

他では需要が無いのか、見つかりませんでした。ガソリン仕様の紹介はありましたが・・。

PPE Plug-in Power Enhancementはエンジンのセンサー間に接続するタイプのサブコンです。

デンソーの i-ART システムに補正信号を送りパワーアップさせるようです。

利点としては、ボルボ純正 ポールスター オプションより低価格でさらに馬力アップ。

ECUは純正のままでパワーアップできる点です。

参考までに、純正のブースト圧は 153kPa。レールプレッシャーセンサーのみの補正で

ブーストに変化はあるのだろうか。

インタースター社公式サイトによると

日本の代理店より性能表記が若干大き目。

228PS 480NM <- FF駆動でタイヤは大丈夫だろうか。(スリップ制御が入る?)

ppe

V2.0 は 9万円台でした。(V2.0を買いました。)

購入時に問い合わせると V1.0の在庫が残り一台あり、そちらだと もう少し安くできるようでした

価格は公表しないでほしいとの事でここでは控えさせていただきます。(V2.0よりそれなりに安くなってました)

基本性能は同じで V1.0との違いは

  • 本体ユニットの筐体
  • 基盤
  • 接続プラグ
  • 基板上の微調整項目

との事。V1.0でも良い方は問い合わせてみてはいかがでしょうか。

ハンズトレーディング 公式サイト (リンク)

ppe_box

PPE本体

 

ppe_board

本体内の基板。調整ダイヤルは3つ。 左から 0 , 0 ,5

 

ppe_normal

ノーマル制御に戻すコネクター。

 

ppe_protect

本体取り付け時にはこの袋に入れて固定するらしい。

防水になるようですが、設置場所には注意が必要。

 

ppe_harness

取り付け…

取説には ボンネットを開けてドアをロックして数分待ってから作業に入るように

注意書きがされています。イグニッションをOFFにしても数分間はシステムが起動して

いるようです。エンジンルームから電子音などが聞こえていました。

ボルボの場合、エンジンが高温だとファンが勝手に回る可能性もあります。

エラーが記録される可能性がありますのでご注意ください。

当方の場合はバッテリーターミナルを外しました。

 

v40_engine1

取り付けはボンネット内のエンジンカバーをはずす必要があります。

(トルクスレンチ T40で緩める)

 

v40_engine2

コモンレールシステムのレールプレッシャーセンサー四か所に

ハーネスコネクタを割り込ますように接続する。

 

 

ppe_connector

このコネクターが四つ並んでいるのでそれらをいったんロックを解除して

コネクターをはずす。

 

ppe_harnessfit

PPEのハーネスにあるコネクタとエンジン側、車両ハーネス側を接続する。

枝分かれしコネクター数が増えるので固定位置に困りました。

(エンジンカバーは純正の状態で型取りがされており削らないとカバーが付かない?)

 

ppe_connector2

コネクタはロック機構があるのでコネクタを差し込み

確実にロックをする。走行中に抜けるとフェイルセーフに入るか

恐ろしい事が起こりそう。

 

ppe_eng_cover

これはマニュアルに載っていないが当方の場合

赤い部分を削りカバーが取り付けられるようになった。

スポンジ状なのでカッターで切れます。

コネクターの位置によっては切らなくても良いかもしれません。

カバーはボルボの電球同様、恐ろしい価格設定になっている可能性があります。

 

ppe_box2

PPE本体。ハーネスと接続された状態。

 

ppe_toritsuke

防水カバーに入れてここにインシュロックで固定した。

調整ダイヤルを触る事も考慮して取りやすい所にしました。

ここは洗車でも水が入っていない事を確認済み。

 

走行テストの感想

まずは調整ダイヤルをそのままでテストを行いました。

トルクの立ち上がりが若干早くなり全開加速時の

スピートメーターの動きが早くなっているのが判ります。

安全マージンをかなり大きく取っているような印象。

次に調整ダイヤルの SW1の数値を5 から 6 に変更。

通常でも Sモード並みの加速。 スロットル信号(スロコン)は変わっていないはずなのに

アクセルの踏みしろが少なくなっています。

トルクと出力が確実に向上しているのが判ります。(ディーゼルにしてはかなり速い)

Sモードではレガシイ 2.5 GTに近い加速・・遠い記憶ですが。

安い軽油でこれだけ良くなれば十分ですね。

ブースト圧については レーダー探知機のOBD2モニターで確認する限り

変化がありませんでした。(153kPA)

これについては レーダー探知機のOBD2では正しく拾えていない可能性があり

後日診断機等でブースト圧のデータをモニターしてみようと思います。

純正状態に戻すコネクターも付属しているのでブースト圧の比較も簡単です。

かなり加速が変わっており、ブースト圧がそのままとは考えられないので・・。

 

エンジンチェックランプについて

負荷の高い加速でもエンジンに関するエラーは今のところ出ていません。

フューエルカットも無し。

真冬になるとブーストのオーバーシュートも大きくなりエラーが出る可能性も

あるので様子見ですが・・。かなり好印象です。

また、エンジン始動時に振動が僅かに大きくなり1,2秒で通常に

戻ります。アイドリングストップ後の自動的に始動する時は問題なし。

現在はECU書き換えに伴いPPEの利用は廃止しました。

 

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