先ほど地震モニタが表示されました。
最近テレビ等で発表されない細かな地震が多発していました。みなさん無事でしょうか。
第2報
山形県周辺、まだ波形が乱れています・・。
強震モニター情報
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V40 D4のATFについてディーラー店(購入ディーラー以外)に確認した所 D4のATFの交換依頼は他のお客様からも依頼があったが断ったとの事です。交換は推奨していないとの事。日本車とは異なるとの意見ですが、トランスミッションがアイシン製なので納得し難いですが。
ATF交換は車体下部作業があり実施方法によっては死亡リスクのある作業です。ジャッキスタンドやタイヤ止め等が必要です。また、機械的に不具合が生じる可能性もあります。
V40 D4 ATF交換事例はSNSでも参考になる例はあまり無く価格までマスクされていて参考になりません。少しでも参考になればと思い公開します。
V40 D4のATF交換を実施しました。(42,690km)
作業日の午後からはリコール(ECM更新)入庫があるので午前中に大急ぎで作業しました。(記事投稿日とは異なります。)
D4の 8ATは アイシン製のトランスミッションでオイルはAW-1が指定されています。
アイシン AFW+。搭載ATのメーカー製オイルです。
カタログではAW-1に対応しています。
20L 9千円から。量が結構ある為フラッシングとして使いきっても安いです。
ATF給油口にアクセスできるようにエンジンルームのカバーを取り外しします。8mmスパナかインパクトを使用。
カバー下のエアダクトの取り外し。
エアクリーナーボックスを取り外す為、ホースバンドを緩めエアフロセンサーのコネクタを外します。
エアクリーナーボックスの間にあるハーネス固定バンドの解除。
エアクリーナーボックスはこことホース下にぽっちりがあり固定されています。上方向にボックス引っ張ると外れます。
エアクリーナー横のダクトもボックスを上方向に上げるとスライドして抜けます。
エアクリーナーボックスが外れたら車体のジャッキアップ。馬やタイヤ止めなどを使用して安全を確保した上でアンダーカバーを取り外し。ビスサイズはT30。樹脂クリップにネジを切っている箇所があるので復旧の際は締めすぎ注意。クリップが破損した場合は部品供給あり。
アンダーカバーが外れたらATFドレンを探してください。オイルの油面確認用ボルト T40 とドレン HEX17が使用されており、工具が必要になります。ATFクーラーラインのホースからの循環も出来そうでしたが手持ちのDIY工具ではこちらが簡単ですので・・。
車体もジャッキアップして傾いているのでオイルレベル用ボルトを外した時点で必ずオイルが排出されてきます。
また、排出された量はすべて記録する必要がありますので直接廃油パック等に落とさないようにして下さい。
オイルレベル用ボルトから排出して出なくなったらHEX17ボルトを取り外し。
残りを排出。当方の環境では 約2.5L排出されました。
ボルト形状。
排出量の計量例。マーキングの実施。
42,600km走行後のATF。黒く透明度は低い。
下抜き予測量で購入していた廃油処理箱。フラッシングの回数により購入数を考慮してください。(4.5L用など多数あり)
新しいATFを給油します。
エンジンルーム内のフィラーボルト T55を外します。
ゴミが入れば故障しますので注意。フラッシング途中など給油後はボルトを手締めしてゴミの混入を防ぐ。
下部ボルトの復旧を行い、排出された同じ量の給油を行う。
アンダーカバー以外を復旧(ジッャキも降ろす)し、エンジン始動ギヤポジションの変更等を行う。(新旧オイルを循環させる)その後排出。(完全復旧で実走行出来ればさらに良い)
ジャッキアップ中に上記作業をするとタイヤが少なからず動くため危険です。
繰り返していくと排出オイルがきれいになっていくのが判ります。全てを一度で新油に替えるのは良くないとの意見もあります。
フラッシング、抜き取り回数毎に油量を調べる。今回は12.5Lほどの新油を使用しました。
交換完了後。PCで TCM(トランスミッションコントロールモジュール)にアクセスしてオイルカウンタのリセットを行いました。
復旧後の試運転。変速ショックも無くスムーズです。流石アイシンです。
残りのATFは後日再度フラッシングとして使用します。
最終的にドレンパッキンを交換しますのでパッキン情報はしばらくお待ちください。
ATF交換後、約一週間経過・・変速良好です。現在残りのフラッシングは未実施。
2016/06/17 残りのATFフラッシング実施
前回のATF交換から約一週間。残りのATFでフラッシングする為排出・・。もうすでに透明なオイルが排出されておりキレイな状態でした。
排出された2.7Lを給油して循環後排出・・。キレイです。
給油最終回を行う前にドレンボルトやフィラーボルトのパッキンを交換します。下部を復旧して給油を行います。
最終編としてアンダーカバーのクリップが緩くなっていたので交換します。この部分はエンジンオイル交換でも緩めたりする為、樹脂が緩くなりネジ馬鹿になりビスが脱落する恐れもある為ある程度で交換が必要かと思います。
以前から保有していたクリップを使用します。締めすぎると簡単に馬鹿になるのでオートバックス等のオイル交換をよくされる方は要チェックです。
交換完了。アンダーカバーの復旧。
復旧後試運転。高トルク RICA Stage2でも滑る事無くスムーズな変速です。ATFの交換はこれで完全に終了しました。
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